
プラダを着た悪魔 何度見ても興味をかきたてる映画。何度も見たくなる。何度も見る。私の生きている世界と似ているところがない。興味の尽きない会話。フレーズ。ユーロでもなく、勿論英国でもない。これがアメリカなのだろう。NYの生態なのだろう。人生を蝉のごとく1週間で生きていくNYファッション界の住人たち。最高のものを創造し、最高のものを要求し、仕事にすべてをささげる。すべてに最高を要求するミランダ。求められるミランダガール。洗練された服飾、洗練された会話、洗練された所作、最高の仕事。人が去りてもそこには彼の彼女の創造した上質な文化が輝く。映画に出ている人のすべてが輝いている。私にはその躍動感が嬉しい。ベストを尽くすではなく、一つしかない最高を創造する。すてきだ。





