
この国の都は秋がうつくしい。道道の風情。路地のたたずまい。庵のしつらえ。会記を読む。お待合のお軸。本席のお軸。花に花器、香合。心待ちなご亭主の出で立ち、着物に帯と、正客はうるさい。女性は身を飾る季節の和服がある。我々は楽しみにしている。いつか正客も季節を纏ってやろうではないか。
春山淡治にして笑うがごとく
夏山は蒼翠にして滴るが如し
秋山は明浄にして粧うが如し
冬山は惨淡として眠るが如し
残りをこうありたい
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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