2014年06月01日

ひるざけ

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ここがすきだ。ここは日本人でいられる。ここには日本人がいる。こころのやすらぎがある。ここで食うものはいつも長いあいだ酒一本つきだしと縮緬雑魚だけであった。昼間っから飲むにはちょうど良かった。向かいの家族が食べているうまそうなうどんもとらない。財布を気にしながらちびちびのむ。手酌で徳利の減り具合を気にしながらだいじにのむ。これがうまい。みんな随分ケチなおのぼりさんと思っていることだろう。ましょうがない。そうなのだから。寿司を握るおやじが今日は随分目に入る。ま年だけなら喜寿ぐらいだろうか。板前の雰囲気は還暦ぐらいか。見ていると食いたくなる職人さんである。お任せで三貫いただく。まさに東京で食う寿司である。大きさにぎりの感じ。ネタの鮮度がいい。こうなると食い気が出張ってくる。酒三本満腹まで喰う。すしやはここがいい。正月からそば屋に寿司屋。贔屓とはのんびりできます。


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posted by pochiyan at 11:53| Comment(1) | さんぽ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつだったか茶会の後に寄った。茶会の後はいつもいつも寄った。いい親父である。元気だろうか。いつも一人で、一合飲む酒であった。いい親父、いい寿司、ちりめんじゃこであった。有り難い酒である。
Posted by churaumi at 2024年01月17日 14:37
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